だらだら備忘録

好きなことと嫌いなことを書く

アンコンシャスバイアスの話し

アンコンシャスバイアス
(無意識の思い込み、偏見)

 

この言葉を知ったとき、長年言葉にできずにモヤモヤ抱えていたものがストンと腹落ちした。ああ、自分がずっと感じてきた不快感は相手からの「思い込み」にあったんだって。

 

これは長く生きていくなかで、誰もが当たり前に受けたり、与えてしまったりしたことの1つで、今あらためて学ぶべきことだと思う。www.unconsciousbias-lab.org

 

例えば・・・

・性差

男の子は青、黒。女の子ならピンクが好きという決めつけ。

男のくせに泣くな、女なのに気が利かないとか。

・出身地

〇〇出身だとお酒が強いという思い込み。

・年代

おじさん、おばさんだからこうだ。若者だったらこうだろうと(以下略)。

 

ほかにもいっぱいあるんだろうけど、センスがないので・・・。気になった人は下のACのCMを見てほしい。聞こえてきたのは男性の声か、女性の声かってやつ。備忘録のためにもリンク張っておこう。

www.ad-c.or.jp

 

悪気のない偏見

自分もささやかなマイノリティを持っていて(望んだわけでもない)、子どものころからずっと、そして今もなお、しょうもない偏見にさらされている。本当に疲れるから、それについては自分から言わないようにしている。毎度毎度、知られたときに反応が、まさにアンコンシャスバイアス、どーん!!という感じで・・・。(相手はそもそも偏見とすら認識できていない)。

 

偏見自体を認識できずに「だってそうじゃん!」みたいな根拠のないペラペラなこと言ってくる人もいるだろう。そういう人たちが、変わるかって言ったら期待できないから、自分は慎ましく生きていくだけかなって結果的に思う。自分は偏見を全く持っていないし、相手も傷つけたりしてません!なんて言う気もない。口を開けば、きっと誰かを傷つけるだろう。

 

ただ、この言葉はもっともっと広まってほしいし、大昔に誰かが決めた「標準」みたいなものに疑問を持ってほしいなと思う。